オフラインライフ
おっす‼︎
皆さんスマホ持ってますか?
僕は持ってます。
けどキャリアと通信契約はしてません。
なのでWi-Fiのある所だけでしか使えません。
1年前に留学から帰ってきて、
一応外での連絡用に通話専用のガラケーを買いました。
というのも、
スマホは便利だけど、
そのせいでどこに居てもスマホしか見ない生活に少々違和感と嫌気がさしたからです。
友達といるのにずっとスマホをいじる若者。
僕もその1人でした。
確かにスマホが有れば、
どこでも知りたい新しい情報を簡単に得ることができます。
しかし、
そのせいで思考を停止してしまっているような気がします。
ネットに書いてあることが全て真実だと思い込み、
自ら真実を追求するプロセスを放棄してしまっている、
そう感じた時僕は、
生活の中でオフラインの時間を持とうと思いました。
今日は伸びた髪を切りに行きつけの理容室に行きました。
向かう車の中でガラケーを忘れたことに気がつきましたが、
今日は誰からの連絡も気にしなくていいと思い出発しました(普段からあまり連絡は来ませんが笑)。
外出したら、
なるべく外の景色を見るようにしています。
馴染みの道の中にも新しい風景はあるし、
初めての道にも見覚えのある景色があったりします。
オフラインの状態で触れる情報は、
視覚や嗅覚、聴覚、触覚、それに味覚、
五感を連動させることができます。
画面からの情報だと、
どうしてもその場の空気感や臨場感を感じることができません。
ネットにある情報は膨大だけど、
普段僕らの目の前に現れてるネットの情報は氷山の一角のそのまた一角な気がします。
その小さな一角をみんなで有難いものとして共有しています。
だけどその下の氷山を見たほうが、
もっと人生は面白いのではないかと僕は思いました。
その為にはスマホを置いて、
外に出たならば、
オフラインの状態で新しい気づきを見つけようというのが僕の考えです。
ネット検索やSNSの画面を指を上下に動かすことをスクロールといいますが、
元々はこのスクロール(scroll)は巻き物の意味を持つそうです。
しかし、
日々オンラインに溢れては消える情報は、
巻き物は巻き物でもトイレットペーパーのような気がします。
使い捨てで消費されるような情報は、
その時々では痛快で面白いかもしれないですが、
後に何が残るものは少ないのではないでしょうか。
その面で、
本というものは良いものです。
本との出会いって人との出会いと同じで、
買った場所や読んだ場所もよく覚えてるし、
久しぶりに読んでみると、
ああ彼にはこんな一面があったんだ、
あの時は苦手だったけど、
今ならよく理解できる、
ということも多々あります。
僕がオフラインだからこそ出会えた本もあるし、
本もまたオフラインです。
他の影響を受けずに、
自分の中に落とし込まれて混ざり合った情報は、
きっと誰も知らない新しい情報です。
僕はそのような純粋な情報が好きです。
ガラケーは、
ガラパゴス化した日本の独自の進化を遂げた携帯電話という意味ですが、
ガラパゴス諸島には地球上の他の地域には見られない独自の進化を遂げた生物が多くいることがこの言葉の由来です。
ダーウィンの進化論もガラパゴス諸島の生物群に影響を受けていると言われています。
同じように沖縄地方もその生物の多様性の豊かさで有名です。
その沖縄地方でも、
それぞれの離島でそれぞれの進化を遂げた生物が存在します。
このような、
離れ島で起こる進化のルールを島嶼化というようです。
孤立した島では、
生物の流入や流出が起きづらく、
他の地域の影響を受けません。
だからこそ、
独自の進化を遂げることができる。
これって、
人間の思考にも同じことが言えますよね。
世間や他人の影響を受けないことで、
新しい発見や発想ができる。
思考をオフラインにすることで、
自分なりの気づきを得られる。
まあ、
あまり世間を無視することはできませんが笑
みなさんも尖っていきましょう。
それではおやすみなさい。