ホウセンカ

 

こんばんは〜

 

ゴールデンウィークが終わってしまう…

 

寝て、飯食って、本読んで、ドラマ見て、酒飲んでしてたら一瞬で終わってしまった…

 

というわけで久しぶりにブログ書きます。

 

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みなさん、これ分かりますか?

 

これはホウセンカの種です。

 

潰すとパチっとなって、

プルンと弾けます。

 

子供の頃、

これで遊んだ人は多いのではないでしょうか?

 

 

最近懐かしいな〜

と思い出していたら、

ふと

「何であの種ってあんな面白い構造してるんだ?」

という疑問が湧きました。

 

 

調べてみると、

 

パチっと弾けるあの構造により種を遠くまで飛ばすことが出来る。

遠くまで種を飛ばすことで、

自らの分布を広げることができる。

 

というような解答がありました。

 

なるほど〜っと、

思ったけどどのような過程でその構造になったかは分かりませんでした。

 

 

自分の種を遠くに運ぶというのは、

全植物にとっては自らの分布を広げる為の共通の目的です。

 

たんぽぽは風に乗せてパラシュートの様に、

種を遠くに飛ばします。

アメリカセンダングサは種を人の衣服に張り付けて、遠くに種を運びます。

ある植物は甘い果実をつけて、

それを食べる動物が遠くに種を運んでくれます。

 

 

様々な植物が各々の方法で種をばらまいてます。

 

 

そこで、

最初に出したホウセンカの種の話。

 

種を飛ばす種の構造ともう一つ、

種を遠くに運ぶ為に非常に重要な特徴があると思いました。

 

 

それはその種の構造が「人間にとって面白い」ということです。

 

小学生の時に僕は、

友達とその種を沢山摘んで、

投げ合ったり、

友達の顔の近くで弾けさせたりして遊んでいました。

 

 

子供達が面白いと思って、

摘んで遊ぶことで遠くに種は運搬されます。

 

 

ホウセンカの種の構造が種を飛ばす事を目的として進化していくうちの副産物として人間に面白いと思われたのか、

それとも人間に面白いと思われる為にその形に進化したかは分かりません。

 

 

しかし人間に面白いと思われることが、

その種の存続から繁栄にまで関わってくる。

これは別に人間だけではなく、ある種の動物の興味を引くという点でも共通します。

 

 

そう考えると、

「面白い」

ということは我々人間にとっても重要な事です。

 

 

人が人を楽しませる。

人に面白いと思われる。

 

 

僕たちも植物達と同様に、

人とのコミュニケーションを通して、

他者に自分の種をまいているのかもしれません。

 

 

時は進んで、

ネットの普及などに伴い、

誰もがラジオやテレビ、ブログなど様々な媒体に乗せて、

自分の「面白さ」を世界中にアピール出来る時代です。

そうやって不特定多数の多くの情報の受け手に自らの存在の種をまくことが可能な時代です。

 

 

しかし、

植物と違って僕たち現代人は、

いくら多くその種を蒔いたところで、

発芽する種は少ないでしょう。

 

 

なぜなら、

僕たちには一夫一妻というルールがあります。

いくら多くの人に面白いと思われて、

興味を引いても最終的に1人のパートナーしか選ぶことができません。

 

だからもし、

モテる為に面白くなったのだとしたら、

それは結婚して子供が出来た時、

これ以上面白くある必要がなくなってしまう。

結婚してから面白く無くなってしまう人がいるなら、

その為かもしれません。

 

 

多少強引に子孫繁栄の話に繋げてしまいましたが、

面白いということはもちろんそれだけの為の価値ではありません。

 

 

だから今日も人々は、

多くの人の興味を引きつける面白い事を必死になって考えているのでしょう。

 

 

僕も多少なりとも人に面白いと思われる様になりたいと思っています。

 

その目的は何なのでしょうか。

それはいつかの機会にお話しましょう。笑

 

それではみなさんおやすみなさい。