orbital period

 

寝られねえ〜

 

ということで、

眠くなるまでブログを書くことにしました。

 

 

ここ最近書きたいと思っていた内容を消化していきたいと思います。

 

今回のタイトルのorbital periodですが、

公転周期という意味の天体用語であり、

日本のロックバンドBUMP OF CHICKENのアルバム作品のタイトルでもあります。

 

今回はこのBUMP OF CHICKENについて語りたいと思います。

 

BUMP OF CHICKENといえば、

僕が1番最初に好きになったバンドです。

BUMPについて語ればとても長くなります。

 

そして中でも、

orbital periodは僕の中でとても思い入れのある作品です。

実はこのアルバムがリリースされた日は僕の誕生日と同じ日でした。

僕の父親もBUMPが好きだった為、

中学生の僕にこのアルバムをプレゼントしてくれました。

 

それ以降、

このアルバムは何回も聴きました。

「ハンマーソングと痛みの塔」、「才能人応援歌」を初めて聞いた時のワクワク感とか、

名曲「supernova」の歌詞の哲学的深さとかどれをとっても素晴らしい曲ばかりです。

 

 

その後、

BUMPを聞かなくなる時期もありますが、

人生の折に触れてBUMPに帰る時があります。

 

その人生のタイミングによって、

BUMPの歌には新しい発見や違った解釈が生まれます。

BUMPを好きな人がよく口にするのが、

まるで自分のことを歌ってくれているみたいという事があるのですが、

BUMPの藤原さんが作る歌詞には聞く人によって解釈が変わる、だけど万人の心に浸透する柔らかさがあります。

それは人々の中の足りないパズルのピースを変幻自在に補完してくれる柔らかい言葉なのです。

 

 

orbital periodが表す公転周期という言葉ですが、

これは惑星がある天体を一周する時間を表します。

地球は太陽を365日かけて一周します。

 

このアルバムの名前の由来は、

このアルバムをリリースした年がちょうど、

BUMP OF CHICKENのメンバーが28歳になる年で、

この28歳の誕生日というのは、

誰もが生まれた時と同じ曜日になるそうです。

それに特別な意味を感じたメンバーは28年という節目に思いを馳せて作品を作り上げたそうです。

 

 

最近、

BUMP OF CHICKENは公式に過去のミュージックビデオをYouTubeで無料公開しています。

これを機にまた僕はBUMP OF CHICKENに帰ることになったのですが、

眠れない夜に暗い部屋の天井を見上げながら

プラネタリウム」という曲を聴いていたら、

中学生の時の懐かしい記憶と感情が込み上げて涙がこみ上げてきました。

天井を見上げていたので、

その涙がすぽっと耳に入ってしまいました。笑

 

僕は現代に藤原基央さんほどカリスマ性を持った天才はいないと思います。

 

特にBUMP OF CHICKENの初期の尖って暗い歌詞は、

同じように日々の中で何かしらの葛藤を抱いている人の心に痛いほど突き刺さります。

しかし、

そのどれもがぼろぼろになりながらも日々を一生懸命に生きている人達への応援歌なんです。

藤原さんも自分の夢と現実、才能と不安の狭間でもがきながらも、自らを自らの言葉で鼓舞して生きてきたという形跡が彼の歌詞には描かれています。

だからガラスのように尖った言葉でもどこか優しく懐かしいと感じるのだと思います。

 

BUMP OF CHICKENの歌詞に触れて、

BUMP OF CHICKENに帰ってくるたびに、

僕はロストマンを取り戻せる気がするんです。f:id:yodomu69:20200515024451p:image

 

それではおやすみなさい、再会を祈りながら。