パワプロクンポケット3
今週のお題「やり込んだゲーム」
「やり込んだゲーム」
という事で、
まず思いついたのがゲームボーイアドバンスのソフト「パワプロクンポケット3」でしたね。
僕の両親がゲームに対して良く思ってなかったんで、テレビゲームではなくゲームボーイを隠れてやってました。
パワプロクンポケット3はGBAのローンチタイトルの一つでもあるのですが、
ゲームボーイのパワプロクンポケットから登場人物やストーリーが繋がっています。
パワプロクンポケット(以下パワポケ)は一応野球ゲームなんですが、
野球よりもむしろストーリーを進めるために分岐型の選択肢を選んで、仲間を集めたり彼女を作ったりしていくということがメインとなります。
一応主人公を鍛えるためのトレーニングのコマンドなどはありますが、サクセスと言われるコマンドで学校や町の様々な場所を訪れて、
人との出会いで関係性を深めていく事が大事です。
結末も一つ決まっているわけではなく、
選択肢によってハッピーエンドにもなるし超絶バッドエンドにもなります。
一作目のパワポケでは主人公が廃部寸前の野球部を立て直すために仲間を集めて甲子園を目指すというような王道的ストーリー展開なんですが、
パワポケ3は甲子園優勝を果たしプロにいった主人公が事故で死んでしまい、
そこから再び目を覚ますとサイボーグになっていたという驚きの展開となっています。
そこから物語の第一章、
「生きるために働け」
が始まります。
パワポケ1ではトレーニングというコマンドがあったのに対して、
パワポケ3は主人公がサイボーグなのでパーツを購入する事で主人公を強化します。
なので、パーツを購入するために「働く」というコマンドがありとにかくお金を稼がなければなりません。
稼いだお金を全部パーツ代に使えたらいいのですが、
亀田という主人公の仲間が生活費や悪の組織と戦う活動資金として定期的にお金を徴収したり、
パーツ購入以外の無駄な出費がめちゃくちゃ多いのが何とも上手くいかないところです。
サイボーグなので充電も必要だし故障もする、
だけど心は人間なのでストレスもたまり定期的に発散してあげないといけないというとてもめんどくさいシステムになってます。笑
「働く」コマンドでは様々なアルバイトが選べるのですが、
給料が高いほどストレスポイントと故障リスクが高く、皿洗いをしたらショートして故障したり、
トンネル掘りをしたら地盤が崩れて事故にあったりと上手くいかない事ばかりです。
なので、
このような故障や事故は絶対ついてくるものとして、ある程度リスクを想定しながらゲームを進めないといけません。
故障を事前に防ぐ為の防水スプレーなどのパーツも売ってるので、いくつか購入するなど。
そんな感じで、
生きる為にお金を稼ぎながら、
主人公を強化して野球で悪の組織プロペラ団を倒すというのがパワプロクンポケット3の内容です。
前作のライバルが仲間になったり、彼女を作ったり、野球で勝てなかったら川の底に沈められたりと様々な分岐要素や運要素などが絡んで、本当の人生を見ているような感覚になれるんですよね。
シナリオがしっかりしてるので、
大人がやっても十分楽しめるゲームです。
運要素でいきなりゲームオーバーになったりするのも糞ゲーといえば糞ゲーなんですけど、人生と共通するところがあるように思えます。笑