財布を落として良かった
はい、どーもー。
華の金曜日、略して、
バッキンガム宮殿。
水曜日に遡るのですが、
私、財布を亡くしてしまいました…
仕事が終わり帰ろうとしている所、
いくら探しても財布がないという事に気がつきました。
何故だ、何故財布がないんだ〜‼︎
慌てて探している所を職場の同僚や上司も心配してくれて、なんでこんな時に優しいねんって思いながら、泣く泣く帰宅しました。
家についてからは、
財布を無くすという予想外の出来事にショックを受けて、どっと疲れが押し寄せてベッドに倒れ込みました。
財布を亡くしたのもショックでしたが、
何より財布を亡くしたくらいでこんなに落ち込んでいる自分の弱さにもショックを受けていました。笑
どうにかなるわけではないですが、
ツイッターで財布を無くしたと呟いたら、
関東に居る友達から電話がかかってきました。
彼は人生で5回も財布を亡くしていて、
財布を落とす事に関してプロと呼んでいいほどでした。笑
財布を無くした際の対処法を細かく教えてくれて、意外に財布は誰かに拾われて戻ってくるもんだと教えてくれました。
その時の彼の心強さといったら、
なんとも頼もしかったです。
持つべきものは友ですね。
次の日、
僕は財布の紛失届を出す為に警察署に行きました。警察署に向かう途中で偶然、いい感じの古本屋を見つけました。
警察署に行った後、その本屋に寄ってみると、
思った通り、僕の興味をそそるような本のラインナップの数々‼︎
あんまりお金は無かったけど、ついつい数冊買ってしまいました。
何より、その本屋には僕が大好きな「水木しげる」先生の本が豊富でした。
本屋のオーナーさんも水木ファンなのかな〜と思いながら、
会計の際、
店主と少し話すと、この場所には先月に移転したそうです。
僕は
「財布を落としたおかげで、
この本屋を見つけたので、
財布を落として良かったです」
と言って店主を喜ばせてから、
店を出ました。
店を出た後、
よくよく考えていると、ふとある事を思い出しました。
15年以上前、僕が小学生の頃、
僕は母に連れられて、野外で行われていたあるイベントに行きました。
そこにある古本屋さんが出張で、外で本を売っていました。
その時から水木しげる先生が好きだった僕は、
そこに水木先生の漫画を発見して持っていたお小遣いで2冊ほど購入しました。
その時買った漫画がこれです。
これめちゃ面白いですよ。
この漫画を買った古本屋のお兄さんは普段は那覇で店を構えていると言っていました。
僕はものすごく行ってみたかったけど、その時の僕には那覇は大分と遠い場所でした。
今回出会った古本屋はもしかしたら、
あの時の本屋さんなんじゃないかなって思っています。
今度行った時に、聞いてみたいと思います。
結果的には、
財布を落として良かったな〜
と思えたお話でした。
それでは皆さん、
良い週末を。