わらしべ長者のアフォリズム

 

 

おいっす、サンデー。

気温も下がってきており今日は涼しくなってます。寒い季節の到来にはちょっとテンションが上がりますね。笑

コーヒーを淹れて、音楽を聴いたり本を読んだりいい気分ですね。まだ午前10時にもならないですが、いい感じの日曜日の走り出しです。

↓久しぶりにイラスト描いてみた。

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今年の頭に描いてた漫画も全然描かなくなってしまったんで、描きたいとは思うんですがなかなか忙しくて…(言い訳)

年末も繁忙期で忙しくなりそうで怖いですね。(既に若干忙しい)

 

今年は1月から新しい仕事に就き、未経験からのスタートで毎日必死で仕事に食らいついてましたね。コロナの感染拡大に伴いリモート勤務になり精神的にキツい時もありましたが、そこを乗り越えてちょっとずつですが好調の軌道に乗ってきた気がしてます。

 

その生活の中で先日ふと気づいたことがあるので、今回はその事について書きたいと思います。タイトルにもある通り「わらしべ長者」についてです。

 

わらしべ長者とは、

貧乏な男が一本の藁を拾い、それをより価値のあるものと交換していき、最終的には財を手にして金持ちになるという昔話です。

 

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僕は貯金もほとんど無いし金持ちになりたいとう願望もあまり無いような男ですが、人生においてわらしべ長者的な感覚を覚えました。

 

僕は食べるのが好きだったり、面白い雑貨屋さんを見つけるのが好きです。飲み歩いて美味しいお店やお酒を発見したり、散策してオシャレな店を見つけたりしてます。ネットサーフィンして面白そうなイベントや商品を見つけたりするということも好きです。

そういう事をしているうちに蓄積された情報や経験は自分のものだけにするのもいいですが、それは誰かに共有した時にまた別の形で自分に返ってくるという事があります。

 

例えば僕が誰かに贈り物をします。贈り物をされた方は喜び、僕に贈り物を返します。それを僕はもらって喜びますが、この時その贈り物は贈り主の方も自分が貰って嬉しいものであると思います。贈り主の方が女性であった場合、僕は一般に女性が貰って嬉しい贈り物を知る事ができます。

この経験を元に、次に女性に贈り物をする機会があった時に女性が喜ぶ贈り物の選択肢が増えます。こうして選択肢を増やし、自分に蓄積していくことは凄く大事なことだと思います。

 

 

わかりやすいように贈り物に例えたのですが、

この事は人生の経験において大事だと思います。今まで経験した過去の事が、今リアルタイムで経験している事に活かさせる感覚を味わったことはありますか?

自転車に乗れなかったけど乗れるようになった経験、人前で笑いを取ろうとして恥をかいた経験、カラオケでバイトした経験、バイトをばっくれた経験、などなど今まで経験してきた様々な事が僕たちには蓄積されていることでしょう。

 

それらの過去の経験は、これから経験する事になる新たな経験に活かされることになる。その新しい経験はいずれ過去の経験になり、また更なる新しい経験に生まれ変わっていく。その繰り返しの中で、自分が大きくなっていく感じがしています。

 

そんな考えに至ってふと、

「ああ、わらしべ長者ってそういう事が言いたかったのかな」

と気づきました。

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昔話は子供の頃は気づかなかったですが、人生の教訓になる事が沢山あります。話せば長くなり難しいような事を、簡略化して抽象化して出来上がったのが昔話だったりするのかもしれないですね。

古い諺なんかにも、昔は理解出来なかったけど今なら分かるということもあります。

きっと、自分の中に経験が貯まることで開く扉があるのでしょうね。

 

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