メロディーフラッグ

 

“変わる景色に迷う時

微かな音が目印になる

変わる景色のその中に

取り残された時

響く鐘の音のような

あのメロディーはなんだっけ

昨日や明日じゃない「今」を唄った歌”

BUMP OF CHICKEN、メロディーフラッグより

 

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最近毎朝起きる時、

この歌を聴いて、

眠くて怠い身体に鞭を打って頑張ってます。

 

 

この歌すげえいい歌なんすよ…

 

「今」を大事にするという考えが根底にある藤原基央さんの歌詞には本当に励ましてもらってます。

 

この歌はBUMP OF CHICKENのメンバーの友人が強く頭を打って危ない状態にあった時、

その友人を励ます為に作ったそうです。

 

 

この歌は彼らがリスナーを応援するために

「音で打ち立てた旗」

なんですね。

 

「響く鐘の音」のように、

万人に行き届くように。

 

 

昨日のことなんですけどね、

この歌のおかげで僕は「ある事」に気がついたんですよ。

気づいた時、僕は興奮で震えましたね。

これに気づいているのはもしかして日本中で僕だけなのでは?

って思いましたね。

 

 

その「ある事」とは?

 

そうそれは、

「ワンピースの正体」に関する事です。

 

 

一体全体、

ワンピースの正体とBUMP OF CHICKENのメロディーフラッグが何の関係があるのでしょうか。

 

 

長くなるとは思いますが、

僕の考察を書いていきます。

 

 

過去のインタビューでBUMP OF CHICKENのメンバーはワンピースの原作のファンという事を語っていました。

 

そして、

ワンピースの映画2003年「デッドエンドの冒険」では「sailing day」という曲でタイアップして主題歌を歌っています。

 

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このsailing dayは、

「船」での「航海」をテーマに、

夢を追いかけるて進む、

まさに麦わら海賊団の事を歌ったような歌です。

 

この曲はシングル盤としても出ていて、

もう一曲の収録曲「ロストマン」では、

同じく夢と人生について、

「地図」や「コンパス」というキーワードを用いて歌っています。

人生という旅で迷子になってしまった人に向けて歌っているようにも感じます。

 

また、この二曲が収録されたアルバム「ユグドラシル」ですが、このアルバムのジャケットには大きな樹の隣に船が描かれています。

(ちなみにユグドラシルとは世界樹の意)

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メロディーフラッグはこの一つ前のアルバム「jupiter」に収録されています。

(このアルバム超名盤だよなあ。天体観測とかも入ってます)

 

 

さて、

このメロディーフラッグをワンピースと重ねて聴いてみると色々と重なる部分があります。

ワンピースでは麦わら海賊団の海賊旗がありますが、

ルフィ達が旗を掲げる象徴的なシーンが多くあります。

 

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海賊旗は描かれてる絵にも、

旗を掲げるという行為にも意味があります。

 

 

そして、

メロディーフラッグに出てくる「響く鐘の音」

という言葉。

ワンピースで鐘といえば、

ワンピースファンの人ならご存知でしょうが、

そう、空島編で登場する「シャンディアの鐘」。

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空島編はワンピースの数あるエピソードの中で、個人的に1番好きです。

 

代々と土地を守り続けた一族と、

その土地を疫病から救った男達との長い時代を超えた友情物語。

何回読んでも泣いてしまいます…

 

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シャンディアの大戦士カルガラはこう語ります。

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「この鐘の音には言葉がある」

「迷う事なくいつでもこの地に戻ってこれるように」

「“俺たちはここにいる”と」

 

 

その後、予知せぬ事態のせいで長いこと鳴らされることのなかった鐘は、ルフィ達によって再び鳴らされることになります。

 

 

「そこで涙を流しても景色は変わりそして消えてく 少しでもそばに来れるかい?

“必ず見つけてやる”

変わる景色に迷う時 微かな音が確かに響く

消える景色のその中に “消せない旗”がある」

 

このBUMP OF CHICKENのメッセージと、

空島編のがめちゃくちゃ重なるんですよね。

 

 

さあさて、

この話がどう「ワンピースの正体」と繋がるのか?

と思われるでしょう。

 

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ワンピース=ひとつなぎの大秘宝

 

 

それを説明するには、

あるイギリスの詩人について説明する必要があります。

僕がこの詩人の作品と出会ったのは2年と少し前、僕がスペインに行く少し前でした。

あの時の出会えて本当に良かった。

 

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それについては次回書くことにします。

それでは、長文失礼いたしました。

 

 

誰が為に鐘は鳴る